石井正則～Sound of Story～
言葉と音楽で綴るコンサート

マルチタレント石井正則が挑む、新感覚の『朗読エンターテインメント』

お笑いコンビ『アリtoキリギリス』としてデビューした後、三谷幸喜に見出されてTVドラマ『古畑任三郎』の西園寺守役として俳優デビューし、エランドール新人賞を受賞した石井正則。独特な真面目キャラクターが異彩を放つ実力派俳優でありながら、ナレーターやパーソナリティーも手掛けるなど、幅広い活躍が注目されているマルチタレントです。

そんな彼が、新たに挑戦しているのが『朗読公演』。大変な読書家でもある石井正則が選び出す朗読作品は、筒井康隆『懐かしの歌声』、海野十三『遊星植民説』、芥川龍之介『桃太郎』といった現代文学・近代文学の傑作たち。お笑い・俳優として活躍する石井が、ユーモア溢れるタッチで読み上げる文学作品は、読書で味わう世界とは全く違った印象を与えます。

2014年6月に初演を迎えた東京都江東区カメリアホール公演は、満員御礼の大盛況でした。今回の春日井公演は、満を持しての“地方初公演”となります。

 

『春日井のむかし話』をはじめ、様々な朗読を披露　

文学作品を中心にお届けする本公演ですが、春日井に伝わる民話を集めた『春日井のむかし話』からも作品を朗読するなど、地方公演ならではの企画も用意しています。地元に愛される話を、普段テレビで聴く声で読まれると、どんな印象を持つのか。お楽しみください。

また、アドリブ朗読のコーナーでは、客席から読んで欲しい文章をその場で募り、即興朗読します。東京公演では、お菓子の箱書きを“サスペンス風”に、検便キットの説明書を“歌のお兄さん風”に読んで、会場を沸かせました。お笑い出身である石井正則のセンスが光る、楽しいコーナーです。

 

２人の強靭な女性プレーヤーが舞台に華を添える！　　　　　　

本公演の特徴は、朗読を軸に即興演奏と歌が入り混じる、異色のコラボレーション。カホンに座りながらピアノを弾き、袖に用意された様々なパーカッションを操る、型破りなピアニスト・山本愛香。そして、宝塚出身で『伝説の娘役』の異名をもつ、渚あきが涼やかな歌声で華を添えます。

アドリブ朗読は、3人の絶妙な掛け合いが、何でもない説明書きをドラ
マチックな物語に仕上げるなど、本人達も何が生まれるか分からないドキドキのコーナー。笑いあり、感動ありの朗読エンターテインメントに、ご期待ください！

 

［出演］
石井正則
1973年神奈川県横浜生まれ。
1994年お笑いコンビ アリtoキリギリスを結成。
フジテレビ「古畑任三郎」シリーズで2000年にエランドール新人賞を受賞し、タレントだけでなく俳優としても注目を集め、数多くの作品に出演。現在では、フジテレビ「Mr.サンデー」でナレーションを担当、TBSラジオ「ミラクル サイクル ライフ」ではパーソナリティーを務める。
俳優として昨年は、NHKBSプレミアム「大岡越前」、NHKBSプレミアム「キャロリング」にレギュラー出演。その他、Eテレ人形劇「シャーロックホームズ」ではウィルスン・ケンプ役を務める等、テレビ、映画、舞台、ナレーション、声優など幅広く活動している。

山本愛香（ピアノ・パーカッション）、渚あき（歌）

 

［上演予定作品］
■筒井康隆／懐かしの歌声（「ジャズ小説」より）
■海野十三／遊星植民説
■芥川龍之介／桃太郎　　…他

情報誌FORUM PRESS vol.66 掲載 『石井正則インタビュー』

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