花形狂言2017　冬の大ツアー

日本の伝統芸能“狂言”を鮮やかに軽やかに、刺激的に――
京都より茂山千五郎家のHANAGATAが、“おもろい狂言”をお届けします。

江戸時代より400年にわたり続く狂言の名家、京都・大蔵流　茂山千五郎家。
そんな歴史と伝統を誇る茂山家の若手メンバーからなるHANAGATA。
若手といえども、30年を超える芸歴をもつ狂言師たちが魅せる確かな芸は本物。
彼らHANAGATAが、古典芸能の枠を超え、新感覚の舞台を繰り広げます。
⇒［青少年鑑賞サポートプログラム対象公演］詳しくはコチラ！

●HANAGATA特集記事（2016.11発行　FORUM PRESS vol.77）
画像をクリックすると、PDFが開きます。

●オーバード・ホール　花形狂言特集ページ
今回のツアーでは、HANAGATAが全国10箇所をまわります。
オーバード・ホールのホームページでは、茂山千五郎さんのインタビュー記事が掲載されています。
ぜひ、合わせてご覧ください。
インタビューはコチラから

［出演］
茂山正邦改め千五郎
茂山宗彦
茂山茂
茂山逸平
茂山童司

［予定演目］
◆まずは古典の名作をどうぞ。
『柿山伏』
お腹がすいた山伏が、道端の柿の木に登って柿を無断で食べてしまう。
それに気づいて腹を立てた畑主は…？

◆狂言的手法をぎゅっと凝縮。
『寄せ笑い』
黒い壁に穴がふたつ。そこから紡ぎだされる言葉と笑い。これぞ言葉遊びの妙。

◆落語だってHANAGATAにかかるとこのとおり！
『かけとり』～落語「かけとり（掛取漫才）」～
大晦日に借金を取り立てに来た掛取。（借金取り）。
困った八五郎は、なんとか借金取りを帰らせようと、あの手この手で大奮闘！

◆古典の作品を大胆すぎるアレンジ！
『狸山伏』
狂言『蟹山伏』で登場するのは蟹の精。『狸山伏』で現れたのは？！
※狂言『蟹山伏』　修行を終えて帰郷中の山伏と強力（従者）の前に、現れた蟹の精！耳を挟まれる強力。
山伏も念力で対抗するも、折れば折るほど強く挟まれてしまう。

◆狂言のお約束。
『home sweet home～旅は道連れ～』
「早○○についた」と言えば、そこは京都にも江戸にも早変わり。それが狂言のお約束。
ここは江戸か京都か。女は誰の妻なのか。

［企画］HANAGATA
［製作協力］兵庫県立芸術文化センター
平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業