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【FORUM PRESSレポーター】秋川雅史 コンサートツアー AMORE -アモーレ-


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2017年6月4日(日)に開催された
『秋川雅史 コンサートツアー AMORE -アモーレ-』を2人がレポート!
FORUM PRESSvol.81にもレポートを掲載しています。コチラからPDFでお読みいただけます。

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@春日井市民会館(撮影:かすがい市民文化財団)

Report223  魅惑の「秋川雅史コンサート」  こじまみつこ

6月4日(日)の『秋川雅史コンサート』は小島さやかさんのピアノ演奏で始まりました。カンツォーネ『アマポーラ』の曲とともに登場した秋川さんが歌い出すと、会場中に声が広がります。美空ひばりさんの歌は一曲、必ず入れるとか。『函館山から』は、情感あふれる名曲を、秋川さんならではのテノールで表現されていてすてきでした。そして、生の声だけで始まったソーラン節。会場中に声がしみわたりました。しなやかな手と指の動き、ピアノに寄り掛かる姿。すべてうっとりです。皆さん、秋川さんに視線が釘付けで、顔は秋川さんを見たまま身動き一つありませんでした。軽快なトークを交えての歌は、市民合唱団『コール・アモーレ』が登場すると最高潮に達しました。日々の応援歌『あすという日が』と、亡き人への思い『千の風になって』。秋川さんと『コール・アモーレ』の息もぴったりで、歌声は風に乗ってどこまでも流れていくようでした。皆さん、秋川さんと合唱団に力をいただいて、満ち足りた表情で帰っていかれました。

Report224  情熱的な歌声にブラボー!  紀 瑠美 icon_kinorumi

会場は満席。書道が趣味という秋川さんは、「小野道風」についての勘違いをおもしろく話し、「書のまち春日井」の観客の心をつかみました。
秋川さんのコンサートは、「クラシック曲を集めたコンサート」と「聴きなじみのある曲を入れたコンサート」の2種類があり、今回は後者でした。イタリアの名曲の他、民謡『ソーラン節』や美空ひばりの『函館山から』などを情熱的なテノールで歌いました。客席からは「ブラボー!」の歓声と共に盛大な拍手が響きました。
このコンサートのために結成された92名の合唱団『コール・アモーレ』は『あすという日が』『千の風になって』で秋川さんと共演。生き生きと歌う姿と、気持ちを込めたコーラスは見事でした。
また、秋川さんは、入場時に配られた自分史文章講座作品集を紹介。「最近は文章を書くのがおもしろい」と話していました。
アンコール曲は『翼をください』。秋川さんの魂を込めた熱唱に、観客はスタンディングオベーションで応えました。