レポート
【FORUM PRESSレポーター】ミュージカル「忍たま乱太郎」~忍術学園陥落!夢のまた夢!?~(春日井公演)
「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。
今回は、2018年2月3日(土)、4日(日)に開催された、
【ミュージカル「忍たま乱太郎」第9弾 ~忍術学園陥落!夢のまた夢!?~(春日井公演)】を2人がレポート!
FORUM PRESSvol.85にもレポートを掲載しています。Report282はコチラからPDFでお読みいただけます。
©尼子騒兵衛/NHK・NEP ©ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会
Report283【話題の「忍ミュ」 女性に大人気!】 紀瑠美
初めて観た2.5次元ミュージカル「忍たま乱太郎」(通称「忍ミュ」)は驚きの連続でした。新作第9弾は、東京と春日井のみで上演するとあって、遠方から来るファンもたくさんいたようです。
漫画・アニメの舞台化というと子ども向けの着ぐるみショーをイメージしがちですが、「忍ミュ」では、かっこいい男性たちが登場し、若い女性たちに大人気。パフォーマンスは素晴らしく、息も上がらず歌い踊る彼らの体力と技術力に感心しました。忍者の武器の紹介は興味深く、飛び道具を見事に操りびっくりしました。めまぐるしく変化するライトは、動き回る役者とのタイミングもぴったりで、舞台を効果的に演出していました。客席のファンは、歌に合わせ手拍子したり、手振りをしたりして、舞台の役者との一体感を楽しんでいました。
カーテンコールでは、役者が客席を駆け巡りファンとハイタッチ。大興奮の中、ダブルカーテンコール。新しい舞台の盛り上がりを実感しました。
Report284【「忍ミュ」春日井へ‼】 こじまみつこ
漫画・アニメの世界を舞台にした、今話題の2・5次元ミュージカル「忍たま乱太郎」。尼子騒兵衛原作の漫画及び、アニメをもとにしたオリジナルストーリー『第9弾 忍術学園陥落!夢のまた夢!?』が上演されました。ドクタケ忍者隊に占領された忍術学園を取り戻す忍たまたちの物語です。
舞台上には、個性豊かなキャラクターが勢揃い。ドクタケ城城主は張り子の馬にまたがり、軽やかに歌い踊る。ドクタケに手を貸す「ドクササコの凄腕忍者」は部下の悩みを朗々と歌い、一年生のしんべヱに諭される。乱太郎・きり丸、しんべヱの一年生三人組は舞台の花でした。
圧巻は五・六年生対ドクタケ忍者隊との戦いです。バク転・キックにジャンプとアクション全開。武器を巧みに使い、息詰まる戦いが続きます。
観客席は若い女性たちで一杯。手拍子で歌を盛り上げたり、テーマソングを一緒に踊ったりと、とても楽しそう。マナーを心得た応援で、若いキャストたちを一生懸命支えるその様子に好感がもてる、ステキな舞台でした。