レポート
FORUM PRESSレポーター
「東京バレエ団 子どもためのバレエ ねむれる森の美女]
FORUM PRESSレポーターによるイベントレポート第七弾。
2013/8/15(木)に開催された、「東京バレエ団 子どもためのバレエ ねむれる森の美女」をレポーターが紹介してくれました。
Report 33 子どもたちへの愛情たっぷり!工夫いっぱいプロのバレエ 紀瑠美
「こんにちは」。物語の進行役・カタラビュットが挨拶すると、会場の子供達も元気な声で「こんにちは」。会場に、一体感が生まれるオープニングです。本来、バレエは音楽と動きで表現するため、セリフはありません。身振り手振りで物語を伝えるマイムを使います。例えば、右手の甲で左頬からぐるりと一周するように顔をなぞると“美しい”。“結婚”“踊る”など、様々なマイムの実演がありました。
絵本作家の永井郁子さんが描いた美しい宮廷内の絵が現れ、可愛い衣裳のバレリーナが踊り出すと、いよいよ夢の世界へ。主役のオーロラ姫には、名古屋出身の二階堂由依さん。可愛い子役には、地元の女の子十人が挑戦。親近感がわく、嬉しい配役です。
眠りからさめたオーロラ姫とデジレ王子が素晴らしい踊りを披露すると、客席からは盛大な拍手が送られました。最後にダンサー達が客席に来てくれ、会場は大盛り上がり。一緒に見た四歳の娘は、終演後、楽しかったようで、バレリーナの真似をしてずっと踊っていました。
[2013/10/05|投稿者:S.H.]