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市制施行60周年記念事業
今日の作家展2003 水を掬ぶ。花を弄する。

自然の樹花や山河などのモチーフは、古くから花鳥画や山水画などでも親しまれ、美術に深く結びついてきました。
本展では、空や土や水といった自然界の要素と私たちとの様々な距離や関わりを描き、「いま」の時代を生きる私たちの心の在り方を表現する5人の作家に着目します。
[出品作家]川村悦子、斉藤典彦、本田健、山河全
[主催]春日井市・(財)かすがい市民文化財団
[協力]横浜市民ギャラリー・金津創作の森
[協賛]財団法人花王芸術・科学財団
[後援]中日新聞社


会場
  • 文化フォーラム春日井・ギャラリー
開催日
  • 2003年5月20日(火)~6月15日(日)
時間
  • 10:00~18:00
入場料
  • 一般・大学生 2回券¥700、1回券¥500、高校生以下 無料
主催・問合せ
  • (財)かすがい市民文化財団 0568-85-6868


会場
  • 文化フォーラム春日井・ギャラリー
開催日
  • 2003年5月20日(火)~6月15日(日)
時間
  • 10:00~18:00
入場料
  • 一般・大学生 2回券¥700、1回券¥500、高校生以下 無料
主催・問合せ
  • (財)かすがい市民文化財団 0568-85-6868


★関連イベントも開催
出品作家によるギャラリートーク
2003年5月25日(日)14:00~
[会場]文化フォーラム春日井・ギャラリー
[出演]川村悦子、本田健

★アーティストプロフィール
川村悦子 Etsuko Kawamura
1953年滋賀県長浜市に生まれる。京都市立芸術大学西洋画専攻科(現・大学院)修了。現在京都造形芸術大学教授。1998年から発表している「蓮」シリーズでは、日々の心情や身近な事柄を様々な蓮の姿に投影している。

児玉靖枝 Yasue Kodama
1961年兵庫県神戸市に生まれる。京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。現在成安造形大学講師。近年は1990年代の抽象的な表現から一転し、花などをモチーフにした具象的な傾向への展開を示す。本展では、最近作の金魚をモチーフにしたシリーズも出品。

斉藤典彦 Norihiko Saito
1957年神奈川県平塚市に生まれる。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程満期退学。現在創画会会員。東京芸術大学美術学部助教授。一貫して人間存在や自然への根源的な問いを主題とし、近年は光や水という捉えがたい自然の現象をモチーフとする大画面を創出している。

本田健 Takeshi Honda
1958年山口県長門市に生まれる。山口県立萩工業高等学校卒業。1987年から岩手県遠野市の芽茸民家に暮らす。自ら撮影した写真に細かいマス目を引き、一マスごとに拡大しながら鉛筆で巨大な紙パネルに写し取っていく手法で、家の前の山や小川などの四季を描く。

山河全 Tamotsu Yamakawa
1954年福井県小浜市に生まれる。京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了。現在京都造形芸術大学助教授。1980年代後半より、フォトリアリズム的な手法で、川の流れやさざなみをクローズアップの視点でとらえた水墨画を発表。近年は、光と水面が織り成す諧調を幾何学的に表現する作品へと展開している。