第30回かすがい芸術劇場 映画「おばあちゃんの家」
◆ストーリー
母親が新しい仕事を見つけるまでの間、田舎のおばあちゃんと暮らすことになった7歳のサンウ。
読み書きも、話すこともできないおばあちゃんをバカにし、不自由な山の生活に不満を爆発させるサンウはわがままのし放題。
しかし、決して叱らず、サンウの願いを一心に叶えようとするおばあちゃんにサンウは少しずつ心を開いていく。
やがて彼の心に信頼と愛情が芽生えた時、母親が迎えにやってくる・・・。
◆解説
「亡くなったおばあちゃんの深い愛情に感謝する作品を撮りたかった」と言う監督の言葉通り、おばあちゃんの温もりを思い起こさせる感動の物語。
2002年に韓国のアカデミー賞といわれる大鐘賞最優秀作品賞を受賞し、400万人を動員しました。
おばあちゃんの孫を包む無条件の暖かな表情に誰しも自分の幼少期を重ね合わせ、ラストは涙なくしては見られない感動作です。
2002年/韓国/87分
監督・脚本:イ・ジョンヒャン
出演:キム・ウルブン、ユ・スンホ