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第40回かすがい芸術劇場
平常 人形劇「毛皮のマリー」 R-15指定

全国優秀人形劇顕彰制度 銀賞受賞作品
作:寺山修司
監修:森崎偏陸
演出・美術・人形操演:平常

情念が交錯する。美醜、愛憎のコントラスト、二律背反の世界を揺曳・・・

人形劇俳優 平常。
弱冠25歳。しかし幼い頃から人形劇の世界に身を置いていた平は“大人にこそ見てほしい”と、15歳未満に制限をかけた「R-15人形劇」を様々な演目で展開しています。
今回は、寺山修司原作「毛皮のマリー」の人形劇版を上演。
寺山が俳優・美輪明宏のために書きおろした戯曲「毛皮のマリー」は、劇団「演劇実験室・天井桟敷」を旗揚げした1967年に、美輪(当時:丸山)をマリー役(主役)として初演された、珠玉の作品です。
中年の花咲ける男娼“マリー”が語る、母と息子、虚と実を描いた、キッチュでせつない物語・・・。
この難解作を人形劇に置き換えた平常。ステージでは、全ての人形を平一人が操り、平自身も人形と共演します。
“大人に人形劇を見てもらいたい!”と渾身の思いを込めて創られた、平常による人形劇「毛皮のマリー」。
観に来た全ての人の価値観を揺さぶる、必見作です。


会場
  • 文化フォーラム春日井・視聴覚ホール
開催日
  • 2007年8月10日(金)
時間
  • 18:00~(開場は30分前)
入場料
  • 一般¥3,000 PiPi会員¥2,700
主催・問合せ
  • (財)かすがい市民文化財団 0568-85-6868


会場
  • 文化フォーラム春日井・視聴覚ホール
開催日
  • 2007年8月10日(金)
時間
  • 18:00~(開場は30分前)
入場料
  • 一般¥3,000 PiPi会員¥2,700
主催・問合せ
  • (財)かすがい市民文化財団 0568-85-6868


★平常(たいらじょう)
1981年10月28日生まれ。北海道札幌市出身。12歳のときに札幌の人形劇界にデビュー以来、数々の賞を受賞。人形劇のほかに、日本舞踊、パントマイム、ダンス、人間劇への参加など、幅広い舞台活動を展開。19歳で上京すると同時にジョウズグループ(たいらじょう人形劇事務所)を設立し、本格的なプロ活動を開始。以後、オリジナル作品を含む10本以上のレパートリーを全国各地で上演。その手法やスタイルは様々。大人の観客限定で上演した「毛皮のマリー人形劇版」(寺山修司原作)は平成16年度・全国人形劇大賞において史上最年少で銀賞を受賞。¥人形操演、演出、美術、構成にいたる全てをひとりで行い、人形劇を「年齢を問わない全ての人の文化に」というその活動が、テレビ(TBS・ニュース23/NHK・こんにちはいっと6けん・・・他)、新聞(朝日新聞/産経新聞/東京新聞・・・他)、雑誌(週刊文春・・・他)等のメディアでも度々取り上げられ、大きな話題を集めている。