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【FORUM PRESSレポーター】OKB大垣共立銀行presents第46回春日井まつり前夜祭 元ちとせコンサート2022 in 春日井


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2022年10月14日(金)に開催された
OKB大垣共立銀行presents第46回春日井まつり前夜祭 元ちとせコンサート2022 in 春日井をレポート!


Report460 【熱唱!奄美の歌姫】阪井真佐子
春日井まつり前夜祭で行われた「元ちとせコンサート」。百年に一人と言われたその唯一無二の歌声は、間違いなく観客を魅了しました。
トークでは、お茶目ぶりも発揮し、「私の名前を元(もと)ちとせと読む人がいるのですが、だったら今は?」なんて冗談も飛ばします。奄美には一字苗字が多いそうで、飼っていた鳥や猫に憧れていた二文字の苗字を付けていたという面白い逸話もありました。故郷奄美に、今も住んでいて、シマ唄のようなメロディーは、なんとも言えない心地よさを感じました。その歌い方は実にダイナミックで、高音の抜けるような響きある歌声には、鳥肌が立つほどでした。
今年デビュー20年と聞いて驚きました。あの社会現象を起こした『ワダツミの木』の大ヒットからもうそんなに時が経ったのかと思うほど、元ちとせさんは若々しく美しかったです。ふるさとをこよなく愛している姿にも、共感を覚えました。前夜祭に相応しい贅沢な一夜でした。


Report461 【元ちとせは歌だけじゃないゾ】みと満寿美
「一度聴いたら忘れられない」。元(はじめ)ちとせさんの歌声を聞くと多くの人がこう感じるのではないでしょうか。透き通る独特な高音。力強い歌いっぷり。なにより情感たっぷりに全身で歌い上げる姿。
トークは自然体で、どちらかと言うとクール。でも内容は興味深く、何度も笑ってしまいました。元という苗字は珍しいけれど、奄美大島の苗字はほとんどが漢字一字。島の人たちは漢字二字の苗字に憧れがあって、幼い頃、連れ帰った鳥のヒナにつけた名前は「遠藤くん」。飼っていた猫は「小林くん」。本土に多い漢字二字の苗字は、それほどまでに憧れたそうです。全校生徒4人の内3人は元さん姉妹だったことや、鹿児島から転勤で来られ、3年間教えてもらった恩師との思い出など…。奄美大島の美しい景色と温かい人とのつながりの中で育まれた元さんの魅力あふれるトークで、私たちはすっかり魅了され、名曲「ワダツミの木」で最高潮に達したのでした。