文化と地域講座 文房四宝講座シリーズ
陶の硯づくり
文人に愛でられた書斎の宝―硯・墨・筆・紙を作る連続講座。
自ら作った道具で書をしたためる楽しさを体験してください。
陶硯(とうけん)は、平城京跡や伊勢斎宮跡からも発掘された歴史的な文房具。摺面の細かな凹凸「鋒鋩(ほうぼう)」を作る技法は、“秘伝”ともいえ、石製の硯とは、墨のおり具合や発色が違います。講師は、毎日書道展の入賞記念品の硯を製作する女性作家。洒落た手ごねの陶硯を書斎の宝にしてみませんか。
★第1回 成形 2008年9月6日(土)14:00~16:00
硯の形を、弓ノコやヘラで削りだします。残り土で、文鎮や水滴も作れます。
★第2回 絵付け 2008年9月27日(土)14:00~16:00
呉須の使い方と運筆を学びます。蛸唐草など基本の吉祥模様の描き方も分かります。