「シンジュサン」、2013年、180×80cm(部分)
ワークショップ 開催日:2016年6月15日(水)3~6時間目 於:春日井市立東野小学校 講師:山口百子
Shift Cube Vol.37
山口百子展 絵画の息づかい
「美術は意識を呼吸させる。」作品を見ることで、心の中の何かを、今まで気づかなかったものを意識しはじめる。美術作品の役割は、人の心を開拓していく事ではないでしょうか。アトリウム内の作品は、絵絹に描かれ光と空気を通しています。空気が動けば、揺らめくこともあるでしょう。それはまるで絵画自身が息をしているかのように感じられるかもしれません。絵画の息づかいが見る人の心にも何かを作り出していく。そんなささやかな一体感を感じながら見てもらえれば、これに勝る喜びはありません。(山口百子)
<同時開催>
山口百子 学校ワークショップ「かわっていく 時間と絵」作品展
制作:春日井市立 東野小学校6年1組、2組のみなさん
Shift Cubeとは?
絵画や立体作品、インスタレーションなど、様々な作品を展示するために、2009年3月に設置された箱型展示スペースです。ギャラリーを飛び出し、人が行き交う巨大空間で、上質な美術作品に出会うための、フレキシブルな可動式展示スペースとして機能しています。