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第75回かすがい日曜シネマ
「それだけが、僕の世界」

初めて会った兄さんは、僕に夢見ることを教えてくれた――
母に捨てられ、拳だけを信じてきた兄。母だけを信じて生きる弟。
それぞれの世界だけを生きてきた兄弟の出会いは、やがて家族の絆を紡ぎだす。

かつて、東洋チャンピオンだった元プロボクサーのジョハは、今や定職も住む場所もない生活を送っていた。偶然17年前に別れた母親と再会し、今まで会ったことも聞いたこともない、弟ジンテと一つ屋根の下暮らすことになる。ジョハはサヴァン症候群のジンテに戸惑い、時には激しく苛立ちながらも、3人のいびつでどこか微笑ましい“家族”の時間が過ぎていくはずだった……。
自らの拳だけを信じ、孤独に生きてきた兄。母親の愛だけが生きるすべてだった弟。生きてきた境遇も得意なことも好きなことも違う2人が、初めて出会い起こる数々の出来事を通して、徐々に心を通わせながら本物の兄弟、そして家族となっていく姿を、ユーモアとあたたかな感動で紡いでいく。全く異なる世界で生きてきた兄弟が巻き起こす奇跡のような物語に、あなたもきっと涙する━━。

脚本・監督:チェ・ソンヒョン『王の涙 イ・サンの決断』(脚本)
出演:イ・ビョンホン『天命の城』/パク・ジョンミン「アントラージュ ~スターの華麗なる人生」/ユン・ヨジョン『ハウスメイド』
2018年/韓国/120分

★映画の背景がよくわかる15分のミニトーク付き
★セリフや情景をイヤホンで案内する、シーン・ボイスガイド付き


会場
  • 春日井市東部市民センター
開催日
  • 2019年9月1日(日)13:30~ ※1回上映
入場料
  • 一般¥800(当日券¥1,000)、PiPi会員¥700(当日券同額)
    (税込、全席指定、未就学児入場不可)
条件
  • ※前売り券完売の場合は、当日券の販売はありません。
    ※車イスでご来場予定の方や、音声ガイドの必要な方は、ご予約の際にお申し出ください。
主催・問合せ
  • かすがい市民文化財団 0568-85-6868

    チケット情報

発売日:

2019年7月7日(日)9:00~

取扱い:

●文化フォーラム春日井2階・文化情報プラザ(9:00~18:00)
●春日井市東部市民センター窓口(9:00~12:00、13:00~17:00)
●電話予約(9:00~21:30)0568-85-6868
●かすがい市民文化財団 オンラインチケット予約・購入サービス

会場
  • 春日井市東部市民センター
開催日
  • 2019年9月1日(日)13:30~ ※1回上映
入場料
  • 一般¥800(当日券¥1,000)、PiPi会員¥700(当日券同額)
    (税込、全席指定、未就学児入場不可)
条件
  • ※前売り券完売の場合は、当日券の販売はありません。
    ※車イスでご来場予定の方や、音声ガイドの必要な方は、ご予約の際にお申し出ください。
主催・問合せ
  • かすがい市民文化財団 0568-85-6868


春日井市東部市民センター上映!

文化フォーラム春日井・視聴覚ホールにて、奇数月の日曜日に開催している「かすがい日曜シネマ」。
ミニシアター系の作品を中心に、毎回スタッフが「いい映画」をセレクトして上映しています。
以前から寄せられていた「東部地区でも映画を上映してほしい!」というお客様のご要望にお応えして、
2019年9月の日曜シネマは、春日井市東部市民センターにて行います。

    チケット情報

発売日:

2019年7月7日(日)9:00~

取扱い:

●文化フォーラム春日井2階・文化情報プラザ(9:00~18:00)
●春日井市東部市民センター窓口(9:00~12:00、13:00~17:00)
●電話予約(9:00~21:30)0568-85-6868
●かすがい市民文化財団 オンラインチケット予約・購入サービス

【作品紹介コラム】
ピアノが結び直す家族の絆
かつてボクシングの東洋チャンピオンだったジョハは、今はアルバイトをして食いつなぐ日々。ある日、17年前に生き別れた母親インスクと街の食堂で偶然再会し、初めて会うサヴァン症候群の弟ジンテの世話を頼まれます。街ではぐれた弟を探していると、どこからかピアノの演奏が…。人だかりの中心にいたのは、無邪気にピアノを弾くジンテでした。自分の拳だけを頼りに孤独に生きてきたジョハは、大人になっても母親の愛情を目いっぱいに受けている弟に苛立ちます。しかし、ジンテの「ピアノが大好き」という素直な感情が溢れる演奏にジョハも魅了され、少しずつ弟と心を通わせていきます。この、正反対の二人が「兄弟」になっていく様子がなんとも微笑ましいのです。守りたい弟、母の存在が、ジョハの感情を大きく変化させてゆきます。ジンテがピアノを演奏する姿を見てインスクとジョハが涙するシーンは、もらい泣きせずにはいられません。(FORUM PRESS vol.93)