今回は、同僚とのトラブルをきっかけに免職、免停、さらに別居中のどん底から再スタートを切る主人公の自分史の1ページを思わせる作品です。
プロバスケットボールチームのコーチだったマルコは、飲酒運転の罰として課せられた「奉仕活動」として、知的障がい者バスケチーム・アミーゴスのコーチを務めることに。 バスケットはおろか、会話もままならない選手たちの自由過ぎる言動に初めは戸惑うマルコでしたが、一人ひとりを知るほどに自分に無かった新しい“ものさし”をいくつも手にし、考え方だけでなく表情まで明るく変化していきます。
彼らの奔放な行動や屈託のない言葉は、私たちの凝り固まった価値観を覆し、新たな喜びを教えてくれます。彼らの生き様に触れるうちに、世界が違ってみえるかも。
一つずつ勝利を収め、全身で喜ぶチームメイトたち。その表情や口癖、仕草がとっても愛おしい‼ 小さな「よかったね」を集めるように進むストーリーと、ラストシーンに待ち受ける格別の多幸感を是非味わって!