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現代アート事典


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“おすすめ本”をご紹介します。

現代アート事典
美術出版社 2009年3月発行

マンガ一休さんの“どちて坊や”のように「どうして?」「なんで?」と次々に疑問がわいてくる現代アート。そんな疑問に応えてくれるのが、現代アートの流れを追うこの事典です。
読了後には作品や作家だけでなく、美術の動向や基礎となる思想に至るまで、広い知識が身についています。例えば、ロイ・リキテンスタインの作品をたどると、第二次世界大戦後イギリスで発祥したポップアートの動向から、アートとパンクミュージックとのつながりまで、芋づる式(笑)に関連知識が学べます。
中でもおススメなのは、マルセル・デュシャンや村上隆など、七名の作家をそれぞれピックアップしたコラム「美術家の思想」。美術作家の深淵に少しだけでも触れることで、作品の見方はぐっと変わります。見て感じるだけでなく、学ぶほどに世界が広がるのが現代アートの面白さだということを、本書は教えてくれます。
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オノ・ヨーコやヤノベケンジなど、世界で活躍する現代アーティストの作品が文化フォーラム春日井で展示される「あいちトリエンナーレ2013 モバイル・トリエンナーレ」は9/20(金)~23(月・祝)に開催。鑑賞無料です!!

[2013/08/15|投稿者:S.H]