レポート
【FORUM PRESSレポーター】
ギャラリーライブvol.2 和装ハーピスト綾
「和を愛でる~十二単で奏でる癒しのハープ~」
「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。
今回は、2019年6月23日(日)に開催された、
【ギャラリーライブvol.2】をレポート!
FORUM PRESSvol.93にもレポートを掲載しています。Report373はコチラからPDFでお読みいただけます。
Report374【新しい挑戦は大成功】紀瑠美
展示作品に合わせた曲が演奏されることが多い一般的な「ギャラリーコンサート」とは異なり、今回の「ギャラリーライブ」では演奏者の世界観がギャラリー空間で表現されていました。ギャラリー中央の低めの舞台にハープが置かれ、貴重な3枚重ねの打掛が飾られていました。最初に和装ハーピスト綾さんが、和の伝統である着物を着て登場し、西洋の伝統であるハープを奏でると、とても心地よかったです。次に三味線アーティストたなかつとむさん、大治太鼓のいずみさん、真さんが演奏に加わると、舞台が近いので音が体に響きます。和洋の音色の融合に癒されました。
後半は、十二単に着替えた綾さんが登場。小野小町の和歌を題材にした綾さんオリジナルの物語が、朗読と演奏、小野小町の和歌の投影で表現されます。せつない恋の物語に引き込まれました。
一般的なホールは舞台と客席の配置が決まっていますが、ギャラリーでは客席を含めて空間演出できるのも魅力。次回も楽しみです。