レポート
【FORUM PRESSレポーター】のだめカンタービレ展
「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。
今回は、2023年11月25日(土)~12月24日(日)に開催された
「のだめカンタービレ展」NODAME CANTABILE EXHIBITIONをレポート!
Report505 【「のだめカンタービレ」ふたたび】みと満寿美
原作を何度も読み返し、ドラマは毎週家族で楽しみ、映画で再度盛り上がり、気づけばクラシックファンになっていた私。きっとたくさんの人が同じような経験をしたのではないでしょうか?
今回の展覧会は、入った最初のエリアにのだめの汚部屋が現れて一気に「のだめカンタービレ」の世界に惹きこまれました。直筆の下絵や完成原稿などが並び、その緻密さに驚いたり、忘れられない名場面に周りを忘れて見入ったり…。一人でじっくり見ている人も多い中、「のだめ」大ファンの友人と一緒だった私は、一つひとつの場面で盛り上がりました。撮影コーナーもあり、汚部屋のピアノの前でパチリ、千秋先輩とパチリ…物語の一部になってきました。懐かしさとともに、あらためて「のだめ」を楽しめる展覧会でした。
春日井は“のだめ音楽会”発祥の地なのですよね~。誇りです!素晴らしい「のだめ」の魅力を、ここ春日井が大切に伝えていけたらうれしいです。
Report506 【観て、聴いて、撮って、笑って】紀瑠美
「生で聴く “のだめカンタービレ”の音楽会ニューイヤーコンサート」を控えての展覧会。東京と大阪を巡回し、のだめ音楽会発祥の地・春日井が最終会場でした。
なかには撮影スポットが随所に。どこも手が込んでいて撮影しがいがありましたが、特に面白かったのは、のだめの「汚部屋」。夢中になっていたら、会場スタッフさんが、汚部屋に置いてあるピアノを指して「座ってもいいですよ。お写真、お撮りしましょうか」と声をかけてくださったので、「いいんですか⁈」と大興奮。緊張しつつ、弾く真似でパシャリ。
二ノ宮知子先生のアトリエの再現や原画、制作風景の映像も興味深かったです。ドラマでのだめを演じた上野樹里さんや千秋先輩役の玉木宏さんからの動画メッセージもあり、当時の思いなども語られ感動しました。会場には場面に合わせて、スマホで音楽や声優さんの声を聴ける音声ガイドもあり、目と耳で楽しみながら、のだめの世界に引き込まれました。
Report507 【どんどんハマる「のだめ」の世界】奥村啓子
“のだめカンタービレ”との出会いは、『生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会』でした。スクリーンに映る漫画の名シーンとクラシック音楽のコラボは、生き生きとしたキャラクターたちの姿とクラシックへの情熱を達和感なく伝え、心に熱く沁みました。以来、DVDなどを見まくり、どんどんハマった私。今回の展覧会で、さらにとりこになりました。
会場に入ると、驚くほど散らかった“のだめの汚部屋”。あっ気に取られて見入っていましたが、のだめのただならない人柄を想像するや思わず納得。世間や常識にとらわれない無敵ののだめに、凝り固まった自分からの脱却を教えられた気分に。静かに流れるクラシックを耳に、カーテンで仕切られたそれぞれのコーナーでは、千秋と出会い、リアルな漫画制作の迫力に触れ、再現された仕事部屋の机から二ノ宮先生の姿を想像したりと、のだめの世界を満喫。会場を後にしても、心の中には爽やかさが広がっていました。