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吹奏楽部員のための オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ|吹奏楽コンサート特集 WE LOVE 吹奏楽♡ 2021.4
日本で最も長い歴史を持つプロの吹奏楽団オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラが、吹奏楽部員のためのコンサートを開催します。実はプロの吹奏楽団は、日本で珍しい存在。今回のコンサートは、生演奏を聴くことができる貴重な機会です。そこで、吹奏楽の魅力や、今回のコンサートの楽しみ方をご紹介します!
吹奏楽の魅力を教えてください!
オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ 池田勇人さん ユーフォニアム
吹奏楽は言葉の通り吹いて奏でる楽器で編成されています。人の息と、人の体が発音体となり、演奏者の気持ちが(良くも悪くも!?)聴き手に伝わります。卓越した技術があってもなくても、演奏者の想いが演奏にのって伝わるので、吹奏楽は人間味のある演奏形態と言えると思います。学生やアマチュアの吹奏楽の活動が盛んな理由も、この演奏形態に由来するのかもしれません。吹奏楽は、様々なジャンルの曲がレパートリーとして揃っているのも魅力です。今回のコンサートで演奏する曲は、Shionが自信を持ってお送りするレパートリーばかり。このコンサートを通じて、もっともっと吹奏楽を好きになっていただけたらと思います!
教えて! 池田さん オーケストラと吹奏楽…何が違うの?
吹奏楽の編成には、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロなどの弦楽器が基本的に入っていません。管弦楽の中で主に旋律を受け持つヴァイオリンパートの役目は、吹奏楽ではクラリネットが担当しています。
Shionの魅力
春日井の音楽指導者の声
安田竜彦先生 中部大学春日丘高等学校吹奏楽部顧問
「音づくりは人づくりから」をモットーに、自然で美しく基本に忠実な音楽表現を目指して活動中! Shionと言えば、日本を代表するプロの吹奏楽団。演奏レベルも高く、地元・春日井で演奏を聴ける機会はめったにありません。普段、生徒たちが吹奏楽のコンサートを聴くとなると、演奏者が中高生の場合が多いですからね。今回のコンサートで、プロの素晴らしい演奏を聴いて、自分たちのやっている吹奏楽の魅力を再発見して欲しいと思います。また、Shionは、温かい音色を持った楽団という印象があります。長い歴史の中で、色々な荒波を乗り越えてきた粘り強さや、音楽に対する深い愛情が、音にも出ているのではないでしょうか。名演を期待しています。
岡田恵実さん サックス奏者、春日井市内の中学吹奏楽部の指導も担当
春日井、名古屋を中心に活躍中。ナゴヤサックスフェスタの実行委員も務める。市内のいわま楽器では、レッスンも担当中! Shionは、一人ひとりの演奏も素晴らしいですが、各パートや全体の調和、響きをとても大切にされている楽団だと感じます。 コンサートに行く子どもたちには「目の前の演奏の全部を見逃さず、聴き逃さずにね!」とアドバイスを送りたいです。全部が見どころですから(笑)。 私はサックスプレイヤーなので、管楽器について言えば、楽器を吹いている人の息づかいや身体づかい、音の響きを、耳だけでなく、身体全体で感じて欲しいと思います。今は、動画などで手軽に様々な音源に触れることができる時代ですが、生演奏の音の響きは、動画とは違います。
Osaka Shion Wind Orchestraオオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ
1923年(大正12年)に誕生以来『Shion(しおん)』の愛称で親しまれている交響吹奏楽団。2015年3月に「大阪市音楽団」より「Osaka Shion WindOrchestra」と改称。クラシックからポピュラーまで誰もが楽しめるコンサートを展開し、各都市での演奏会や吹奏楽講習会、CD録音など、幅広い活動を通して音楽文化の向上と発展のために力を注いでいる。
吹奏楽部員のための オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ 吹奏楽コンサート
2021年5月23日(日)@春日井市民会館
公演詳細はコチラ