特集
リニューアルオープン!|ようこそ、 屋上庭園スカイフォーラムへ 2021.7
新しい屋上庭園を整備したのは、普段、施設管理をしている、かすがい市民文化財団の男性スタッフたち。
「来場者を花で迎えよう!」
施設愛の行きつく先に、花。発足‼ みんなの園芸部
プランターの世話をしている男性スタッフたちは、いつもは音響や照明など舞台づくりや施設の管理をしています。「リニューアルする屋上庭園スカイフォーラムが、もっと心地いい場所になるにはどうしたらいいか」を考え、たどり着いた答えが、「色鮮やかな花で訪れる人を迎えよう!」「その庭園は多くの人といっしょに造っていきたい!」でした。
しかし、スタッフは園芸に詳しいわけではなく、なかには、はっきり分かる花は「チューリップとバラくらい」というスタッフも。市民といっしょに活動するには、まずは自分たちが園芸の腕を磨く必要があると思い立ち、〝みんなの園芸部〟が誕生しました。
経験は浅くとも、花を愛でる思いは強い
スタッフは事前に、春日井市都市緑化植物園へ行き、同園で活動する市民ボランティアグループ・パセリクラブのみなさんから、プランターに適した土の作り方や植え方、育苗ポットの外し方など、基礎の基礎から学びました。
オープンを間近に控えた2021年7月1日、ガーデニング男子たちは黒いTシャツとデニムのガーデニングエプロンという揃いのいで立ちで屋上庭園に集合。いざ、庭園づくり!
多くの人が憩える場所をみんなで作っていきたい
みんなの園芸部リーダー役の伊藤さんは、「みんなが集まる庭園をたくさんの人たちと力を合わせて造っていきたいと思っています。そのためにも、まずは僕たちが水やりや草取りなど日々の世話をして、より多くの品種に挑戦していきます!」と意気込んでいます。
時折雨の降るあいにくの空模様でしたが、ペンタスやドラゴンウイングなど夏を彩る9種の苗 約350株を大小8個のプランターに植え付けました。作業を終えたスタッフたちは「少し不安もありますが、生き生きと咲き続けてほしいという思いで作業しました。来園される方が笑顔になってくれたら」と汗をぬぐいました。
屋上庭園スカイフォーラムは、文化フォーラム春日井4階
●日よけテントの下で読書、飲食もできる。
●芝生広場には、2~3歳対象の遊具も。
●PCやタブレットが使える、フリーWi-Fi環境も整備。
●シンジ・カトウさんデザインのラッピング自動販売機も。