あなたの“小さな”物語／小さな物語からはじまる長いおはなし

その人だけの時代が、その人だけの景色がみえる、プライベートな物語。

あなたの“小さな”物語　最新刊 vol.22「待つ」2025

全国から集まった261篇の自分史作品の中から、8歳～88歳までの15篇を収録。
500円（税込み）／98頁／A6無線綴じ　2025年3月発刊

取扱い（2025年3月時点）

①文化フォーラム春日井・チケットカウンター
②古本屋かえりみち
③ON READING
④かすがい市民文化財団　STORES

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小さなお話を集めて

【目次】
１.息子の帰りを待っていた母　　愛知県三和稔（88歳）
２.ラムネ　　香川県中村千代子（78歳）
３.後期高齢者なれども　　香川県三界ワケル（75歳）
４.雨のバス　　東京都加藤順（74歳）
５.わが家のキウイフルーツ　　静岡県奈女田功（68歳）
６.黒い太陽にあいたくて　　愛知県野々山幸江（66歳）
７.心の足音　　愛知県志賀実樹也（55歳）
８.当直医のアルバイトをしていた夜　　埼玉県吉村史年（52歳）
９.小さなひと手間　　新潟県乃木ひかり（36歳）
10.白の時間　　神奈川県山内夏美（27歳）
11.自分のために　　愛知県岡本（25歳）
12.未来を紡いだ朝の通知　　千葉県大久保こはる（19歳）
13.緊張　　岐阜県内堀稟子（14歳）
14.優しさのリレー　　愛知県橋本実咲（12歳）
15.お姉ちゃんになった日　　愛知県杉山芽生奈（8歳）

おわりに
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毎年テーマを変えて「小さな物語」を集めています。
今年の第22回目のお題は「待つ」。こちらの予想を上回り、これまでで2番目にたくさんの物語=261篇が全国から集まりました。年齢は6歳から90歳と幅広く、特に30代以下の応募が約5割を占めたことは望外の喜びでした。
「待つ」という行為は、一見して受け身で静かな様をイメージさせますが、応募作品を読み、そこには様々な景色があり、出会いがあり、感情があることに改めて驚きました。特に若い人たちの「小さな物語」は、ごっそり抜け落ちていた記憶が、走馬灯のようによみがえってくるような体験でした。誕生を待つ、出会いを待つ、返事を待つ、バスを待つ、春を待つ、合否を待つ、時を待つ…。私たちは「待つ」ことで、新たな気付きや豊かさを得てきたのかもしれません。（「はじめに」より）

書いて伝える営みは尊く、物語は誰しもの人生をめぐります。今度は「あなた」の小さな物語を聞かせてください。（「おわりに」より）
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あなたの“小さな”物語　vol.21「わたしのよりみちかえりみち」

全国から集まった121篇の自分史作品の中から、10歳～81歳までの14篇を収録。
500円（税込み）／96頁／A6無線綴じ　2024年3月発刊

取扱い（2025年4月時点）

①文化フォーラム春日井・チケットカウンター
②古本屋かえりみち
③かすがい市民文化財団　STORES

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小さなお話を集めて

【目次】
1.岐れ道　大阪府　安藤知明（81歳）
2.あとしばらく頑張ろうね　香川県　中村千代子（77歳）
3.治療拒否！　愛知県　望月ひろこ（71歳）
4.あんな日もそんな日も　岐阜県　田代匡子（70歳）
5.明かりを探す　兵庫県　里まりこ（69歳）
6.レンコン畑の中の学校　愛知県　望月まり子（68歳）
7.始まりは通園馬車　愛知県　野々山幸江（65歳）
8.人生のスパイス　群馬県　木下美樹枝（47歳）
9.よりみちが育んだ友情　愛知県　進藤拓（44歳）
10.気がつけば夢の方へ進んでいた　三重県　村田奈穂（37歳）
11.帰路のミルフィーユ　神奈川県　翠尾杏華（19歳）
12.雉鳩の風切羽　岐阜県　吉川玖音（19歳）
13.ひとり、写真撮影会　愛知県　田口萌流（15歳）
14.一日のごほうび　岐阜県　内堀塔子（10歳）

あとがき
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