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【FORUM PRESSレポーター】
JAPAN LIVE YELL project @AICHI
あいちオーケストラフェスティバル/セントラル愛知交響楽団


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。

市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。
今回は、2020年12月2日(水)に開催された、【JAPAN LIVE YELL project @AICHI
あいちオーケストラフェスティバル/セントラル愛知交響楽団】
をレポート!

あいちオーケストラフェスティバル_w500

icon_yamamotoeri_50Report415【こんなときこそ】山本江利

演奏を聴く前はオーケストラのコンサート初心者の私が何か感じることができるのか・・・と思いましたが、聞き覚えのある曲がたくさんあり、すごく心地よかったです。
曲を聴いた時、いろいろな光景が頭に浮かびます。くるみ割り人形の『金平糖の精の踊り』はキラキラした光が舞って落ちるイメージ、『花のワルツ』では一面の花畑でくるくる踊る感じがしました。印象深く、家に帰ってからも思わず口ずさんでしまいます。
ドヴォルザーク『交響曲第9番ホ短調』の第2楽章は、幼い頃17時に家に帰る合図の馴染みの深い「家路」でした。解説では曲や楽器のお話もあり、周りの方がペンをとる姿もありました。暖かい日が続き、12月になった感覚が薄かった私ですが、くるみ割り人形を聞きクリスマスを感じました。オーケストラのコンサートが初心者の方も詳しい方も、みんなが楽しめる時間でした。遠くへ行きづらい今、オーケストラの演奏は心の刺激になりました。

icon_kanbe_2020Report416【音楽にのって】神戸菜々美

やっと聴ける…!そう思って足取り早く向かった先は、久しぶりのクラシックコンサートでした。チャイコフスキーの「くるみ割り人形」、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」といった名曲揃いでとても楽しめるプログラムでした。くるみ割り人形はバレエ音楽として有名で、ロマンティックな幻想さや華やかさが特徴です。中でも私のお気に入りは、メルヘンな世界観の「金平糖の精の踊り」と、ハープとホルンのワルツのメロディーに思わずうっとりしてしまう「花のワルツ」です。その私の大好きな曲がホールで聴けて幸せでした。交響曲第9番は、私が在籍している交響楽団の演奏会で演奏予定でしたが中止になってしまったので、とても楽しみにしていました。指揮者が手を振ると迫力のある力強い音色、優しく美しい音色、哀愁漂う音色に引き込まれていき、音楽と全てが一体となった演奏に圧倒されました。この素晴らしい音楽の力で世の中がまた元気になって欲しいです。


【FORUM PRESSレポーター】杉山新一原画展 ━懐かしき未来━


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2020年11月28日(土)~12月20日(日)に開催された、
【杉山新一原画展 ━懐かしき未来━】をレポート!

FORUM PRESSvol.101にもレポートを掲載しています。Report413はコチラからPDFでお読みいただけます。

杉山新一原画展_w500

IMG_1920Report414【セルリアンブルーの懐かしい未来】マエジマ キョウコ

「あ!見たことある!」どの絵も懐かしく思えました。1960年代生まれの私が小学生のころ、子供向け科学雑誌やプラモデルの箱、付録についていたホラー小説の表紙…。すべてが杉山さんの作品ではなかったかもしれませんが、精密に描かれた未来予想図にワクワクしたのを覚えています。海底都市に宇宙ステーション、流線型が美しい乗り物の数々。「科学が発展して輝かしい未来が開かれる」子供たちがみな、そう信じていた時代でした。大人になった今見ると、材質や塗料の質感まで緻密に描きこまれていることに感動します。極細の筆で丹念に描き重ねて仕上げてゆくのだと解説にありました。杉山さんの絵への情熱をひしひしと感じます。新聞小説の挿絵なども含めて168点――広いジャンルと鮮やかな色彩に驚きました。殊に印象に残ったのは青の美しさでした。海、空、宇宙…。コロナ禍でうつむいた心に光が差し込むような深く澄んだ青。勇気をもらえた原画展でした。


【FORUM PRESSレポーター】第7回ワンコインコンサート Trombone Ensemble Gaio


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2020年11月1日(日)に開催された、
【第7回ワンコインコンサート Trombone Ensemble「Gaio(ガイオ)」 】をレポート!

Gaio_w500

icon_kinorumiReport411【仲良し4人のトロンボーン】紀瑠美

「東京オリンピック・ファンファーレ」で華やかにスタート。トロンボーンに魅せられた4人の息の合った演奏に期待が高まります。第1部ではトロンボーン・カルテットのために作られた曲などが披露されました。
第2部は、ドレスから格好良いパンツスタイルに替えて登場。演奏しながら移動するマーチングをGaio(ガイオ) として初披露しました。ぴったりそろった動きは見事!楽器紹介は興味深く、4人のチャーミングな一面も見られて会場が和みます。トロンボーンの特徴を生かした「ラッサストロンボーン」はユニークな曲。生き生きと楽しんで演奏していて、観客も盛り上がります。プログラム構成、演奏、トークなどに工夫や挑戦があり良かったです。盛大な拍手に応えてのアンコールは「ソングフォーヘルス」。コロナ禍の出来事を振り返り、コンサートが開催できた感謝の思いを語ります。チケットは完売。思いやりと情熱あふれる素晴らしいコンサートでした。

icon_kanna_2020Report412【トロンボーンを満喫‼】田本莞奈

秋風の気持ち良い11月、視聴覚ホールにトロンボーンの音色が響きました。Trombone Ensemble Gaioによるワンコインコンサートです。今回のコンサートは、日本にゆかりのある曲や聴きなじみのある曲など8曲が演奏されました。使われた楽器は、トロンボーンだけ!「トロンボーンだけでも、こんなにきれいな演奏ができるんだ」とびっくりしました。なかでも私が1番すごいと思ったのは、「アラジンメドレー」です。“初挑戦”というマーチングを取り入れた演奏でした。私も踊りを習っていて皆で動きをそろえますが、なかなかそろいません。でも、このマーチングは動きがぴったりそろっていたので感動しました。初挑戦とは思えないほどきれいで、演奏も素晴らしかったです。トークも面白く、トロンボーンの楽器紹介は魅力的でした。Trombone Ensemble Gaioの皆さん、これからもがんばって下さい‼また聞きたいです。


【FORUM PRESSレポーター】津軽三味線☆三絃士コンサート~BEGINNING~


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2020年9月12日(土)に開催された、
【津軽三味線☆三絃士コンサート~BEGINNING~】をレポート!

三絃士コンサート_w500

icon_miyagawaReport409【聴きどころ満載】宮川あけみ

黒紋付きに折り目のピシッとした袴姿のイケメン男子3人組が、和太鼓の合図で弾き始めた津軽三味線の演奏はとても力強い響きをもっていました。今までに聴いた三味線は、歌舞伎などの古典芸能や民謡の演奏がほとんどだったので、津軽三味線も同じようなものと思っていましたが、音の太さや力強さの違いに驚きました。今回の演奏者「津軽三味線☆三絃士」のメンバーが演奏した曲は、どれも伝統に自分たちの好きな音を足して仕上げている作品ばかり。聴いていてヴァイオリンやギターかと思うほど音に幅があり、ポップスにもバラードにもなる曲調に津軽三味線の自由さがありました。演奏曲「津軽じょんから節~掛け合い~」では、それぞれの個性が音となって響き渡り、ガツンとくる太い音、シュっと切れそうな音、ピンと張った音が重なり一つの音として成り立つ津軽三味線ならではの音の広がりを堪能しました。生演奏の迫力と、津軽三味線の自由さ、面白味を体感した公演でした。

icon_matuba_2020Report410【溢れる喜びの音色】松葉栄子

津軽三味線の演奏を堪能してまいりました。奏でるのはイケメンの津軽三味線奏者、馬場淳史さん、伊藤ケイスケさん、杉山大祐さんの3名と、サポートの和太鼓奏者浅野聡太さん。アンコール含む全11曲は疾走感、躍動、静寂が味わえる演奏でした。皆さんそれぞれが作曲された4曲はどれも個性があり津軽三味線の音色のイメージが変わりました。演奏は確かな技術と感性、迫力、さらにメンバーの喜びと楽しさが表情から客席へ溢れてきます。コロナの影響で芸術に触れる機会が少なくなり久しぶりの生演奏、しかも好きな和楽器で私が涙を流すには十分でした。座席は制限され客席は本来の半分でしたが、満席のようだと三絃士の皆さんもおっしゃるぐらい客席側も拍手、手拍子でその素晴らしい演奏に応えていました。「CDを買って帰ろう!」と決めていましたが発売は来年!今から楽しみにしています!


【FORUM PRESSレポーター】古関裕而コンサート「わがまち春日井」


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。

市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。
今回は、2020年8月22日(土)に開催された、 【古関裕而コンサート 「わがまち春日井」】をレポート!

FORUM PRESSvol.100にもレポートを掲載しています。Report407はコチラからPDFでお読みいただけます。

古関裕而コンサート


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Report408【昭和の応援歌~平和へのエール】マエジマキョウコ

TVでもおなじみの『スポーツ・ショー行進曲』からコンサートは始まりました。勇壮なマーチ、応援歌に続いて戦時歌謡、そしてたくさんの昭和歌謡。「この歌は母が好きだった」「これは父がくちずさんでいた曲だ」と、とめどなく思い出されます。会場には年配の方が多く、目頭を押さえておられる姿もありました。コロナ対策のためオーケストラは間隔をとった配置、歌い手の前には透明なスクリーン、客席も一つ置きに座るなど、初めての試みへのとまどいもありましたが、文化活動が再開された喜びが会場にあふれていました。最後の『別れのワルツ』が流れるなか、立ち上がって“さよなら”の手を振るオーケストラのメンバーに向かって、客席側からも思わず立ち上がり、ちぎれんばかりに手を振り返す光景が忘れません。 「平和こそは永遠に続く繁栄の道である」これは『モスラの歌』の結びの歌詞。昭和を彩るたくさんのメロディに古関裕而さんの平和へのエールを感じました。


【FORUM PRESSレポーター】親子のためのファミリーシアター! to R mansion 「にんぎょひめ」


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2020年8月8日(土)に開催された、
【親子のためのファミリーシアター! to R mansion 「にんぎょひめ」】をレポート!

FORUM PRESSvol.100にもレポートを掲載しています。Report405はコチラからPDFでお読みいただけます。

にんぎょひめ

icon_kanna_2020Report406【不思議な仕掛けが盛りだくさん】田本莞奈

人気のパフォーマンスカンパニーto R mansionによる「にんぎょひめ」。開演10分前には“ばあや”が登場し、面白いトークで盛り上げます。“ピエロ”もでてきてさらに盛り上げると、会場は笑いでいっぱいに。
一体感がうまれたところで、「にんぎょひめ」がはじまりました。人が急に消えたり、暗いところになぞの物体がでてきたり…と、不思議な仕掛けがいっぱい‼さらに、側転やジャンプ、三点倒立などの難しい技が次から次へとでてきました。また、大きなビニールで波やくらげを表現する場面もありました。いろいろな道具や動作、仕掛けで「にんぎょひめ」の世界観を表現していてすごいと思いました。私も、今回でてきた技にチャレンジしてみたいです。
新型コロナウィルス感染拡大防止で席は半分以上すわれませんでしたが、技が決まった時や、終演後には大きな拍手が会場に響いていました。


【FORUM PRESSレポーター】「私のおうち時間」をレポート!


新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外出の自粛が続いた2020年春。
市民ボランティア「FORUM PRESSレポーター」が、「私のおうち時間」をレポートしてくれました!

FORUM PRESSvol.98にもレポートを掲載しています。Report399・400はコチラからPDFでお読みいただけます。

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icon_kanna_2020Report401【家で体を動かそう】田本莞奈

外出自粛で運動不足の方もいらっしゃるのでないでしょうか?そこで、私がお家の中で体を動かしている方法を紹介します!それは習い事の自主練習です。私は、おどりを習っているので、お家の中で楽しく体を動かしています。今、流行っている曲を日本舞踊バージョンで踊るという企画もありました。おけいこは、お休みなので、動画を送って頂きました。他にも、お家で体を動かす方法はたくさん!テレビ体そうもおすすめです。ふだんからされている方もいると思いますが、そうでない方も、この機会にぜひ取り組んでみて下さい。だんだん暑くなってきたので、水分補給も忘れずに。どんな事でもよいので、お家の中でいっぱい動いてみて下さい。そして、不要不急の外出はひかえ、お家の中で楽しく過ごしましょう。

icon_kinorumiReport402【クイズ、駅メロを探せ!】紀瑠美

今回はリラックスしながら耳を鍛えるユニークな動画を紹介します。ピアニスト内匠慧さんの「音感クイズ~駅メロを探せ~」は、春日井市のホームページ「春日井広報大使からのメッセージ」で公開中です。内匠さんは春日井出身の若手実力派。かすがい市民文化財団主催の「のだめ音楽会」や「夜コン」などにも出演し、たくさんの観客を魅了してきました。
動画は「コロナウイルスの影響でなかなか外出できない児童や高齢者へ」と市から依頼を受けて作ったそうです。駅の映像と内匠さんの優しい語りに癒されます。クイズのお題は、駅メロの音形が1分間のピアノ曲に何回隠れているのかを当てること。移調や変奏していて難しい物もあります。駅メロという馴染みのあるテーマにわくわくします。演奏する手元の映像も美しく、内匠さんのピアノの音色にうっとり。しかしクイズは超難問!ぜひ、あなたも挑戦してみてくださいね。

<動画> 春日井広報大使の内匠慧さんの動画はコチラです★


【FORUM PRESSレポーター】
言葉では伝えきれない感情に 耳をすまして見えてきたもの
歌人 鈴掛 真 × 名古屋学芸大学映像メディア学科協働プロジェクト展


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2020年2月9日(日)~開催された、
【言葉では伝えきれない感情に 耳をすまして見えてきたもの
歌人 鈴掛 真 × 名古屋学芸大学映像メディア学科協働プロジェクト展】
をレポート!

FORUM PRESSvol.97にもレポートを掲載しています。Report397はコチラからPDFでお読みいただけます。

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撮影:安齋萌実

icon_NEW_tamotokannna Report396【「表現」というものの面白さ】田本莞奈(小学生レポーター)

歌人・鈴掛真さんと名古屋学芸大学(映像メディア学科)の協働プロジェクト「言葉では伝えきれない感情に 耳をすまして見えてきたもの」(言耳展)。
このタイトルを見て何か感じましたか?
実は、タイトルも 5・7・5・7・7の短歌です。
言耳展は、鈴掛さんが詠んだ歌を、学生さんが意味を考え映像や写真などの作品として伝える企画。私も短歌が好きなので、ワクワクしていました。
中に入ると、まず見えるのが3つの画面。3つの短歌が、それぞれの画面に順番に写されます。
「本当の幸せとは?」という疑問を詠んだ歌「幸せの意味を訊けずに「幸せに暮らしました」で終わった童話」にちなんだコーナーでは、学生さん作の映像を流していました。作成した学生さんは、「自分の幸せと向き合ってほしい」と語りました。
他にも、石粘土を使った作品やヘッドホンで風雨の音が聞ける作品、布に短歌を写した作品など盛りだくさん。
「表現方法を工夫すると、こんなに面白くなるんだ!!」と思いました。

鈴掛×学芸_2_500
撮影:繁田佳奈


【FORUM PRESSレポーター】みんなの美術部vol.3 太田米香先生の「文字であそぼう」


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年12月15日(日)、2020年1月11日(土)に開催された、
【みんなの美術部vol.3 太田米香先生の「文字であそぼう」入門編/応用編】をレポート!

【入門編】
みんなの美術部_入門_全体_500

icon_NEW_tamotokannnaReport391【文字の奥深さ】田本莞奈

前期に続き開催された「みんなの美術部」。後期では、デザイン、焼き物・造形、生活文化の分野のワークショップがありました。その中で、私はデザインの「文字であそぼう 入門編」に参加しました。受付を済ませると、くじを引きました。何のためのくじかと言うと・・・?作業する席を決めるためのくじでした。始まる前からワクワク・ドキドキ!!時間になると、講師の太田米香先生が、文字をデザインする手法「タイポグラフィ」について説明してくださいました。「タイポグラフィは広告やパッケージには欠かせないもの」と、太田先生。今回はCOWやMOUSEなど、英語でかかれた動物の名前を、タイポグラフィで表現しました。たくさんの色、様々な形でできている素材を、切ったり折ったりせずに、“そのまま”の形で使う、というのが面白かったです。作品が完成したら、みんなの作品を見て回りました。同じ文字でも、表現の仕方が全くちがっていて、たくさんの表現方法があるということを感じました。

icon_kinorumi Report392【美術部、最高!文字って、面白い】紀瑠美

学生時代に入りたかった憧れの美術部。大人になって入部できるとは夢のようです。参加した講座は「文字であそぼう 入門編」。わくわくして会場に行くと、くじで席決め。1人で参加した部員も、親子や友達と参加した部員も混ぜこぜです。初対面ですが部員同士だからか、話が弾みました。
講座が始まると、太田米香先生が「タイポグラフィ」という文字のデザインについて広告やパッケージなどの実例を見せながら教えてくれました。
いよいよ実技。色も形も質感も様々なパーツを組み合わせ、動物名をデザインします。たくさんのパーツにテンションUP!「それ面白いね」「そういうふうに使うと可愛いね」他の部員のアイデアも参考にして、作品作りに没頭。先生やスタッフさんがアドバイスしてくれるのでスムーズでした。最後は作品鑑賞。動物の顔に見立てた作品や、カエルの成長過程をデザインした作品など、どれもユニークでした。小学生も大人も楽しんでいました。

【応用編】
みんなの美術部_応用編_全体_500

icon_yamamotoeri_50Report395【新しい自分に。誰でも芸術家!】山本江利

「こんなに頭を使って、真剣に考えたのは、いつぶりだろう・・・」。周りのみなさんも始まる前までは、楽しく話していましたが、作業が始まると作業に集中していました。はじめは3時間長いかなと思っていましたが、あっという間です。
この活動は「みんなの美術部」という、みんなと一緒に楽しんで、みんなと一緒に考えて、みんなとは違う自分に出会うための部活です。その中のデザイン「文字であそぼう応用編」というものに参加しました。グリット線の用紙にタイポグラフィという手法を使って、自分の名前をデザインしました。
言葉通り、作業が終わった後、みなさんの作品を見せてもらう時には、一緒に作品を作っているのに十人十色、全員が違う作品で驚きました。そして、いろいろな作品に刺激を受け、とても勉強になります。世代の違う方たちが、一緒の机に座り、話し合いながら作品を評価し合う姿がとても印象的で新鮮でした。


【FORUM PRESSレポーター】第6回ワンコインコンサート ピアノデュオ MeisA


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年12月27日(金)に開催された、
【第6回ワンコインコンサート ピアノデュオ MeisA】をレポート!

MeisA_500

icon_maezimaReport393【絵本とコラボのピアノデュオ♡】マエジマキョウコ

愛西市出身の安田有紗さんと春日井市出身の名倉明里さん。同じ高校、大学で音楽を学んで、ライバルでありながら親友なのですよね。すごく素敵な関係だと思います。
≪連弾deくるみ割り人形≫は、スクリーンに絵本『チャイコフスキーのくるみ割り人形』を写しながら、連弾の演奏と語りで物語を作り上げるという斬新な試みでした。19時からの公演なのに子供連れの方が多かったのは「『くるみ割り人形』の絵本とピアノデュオ」の魅力でしょう。
続いての≪時代の流れとピアノ≫ではピアノ曲(ピアノ以前のチェンバロもありますが)は、バロック、古典、ロマン派、近現代と変わっていく流れをレクチャーしていただけました。私も、知らなかったことがいっぱいでした。江戸時代にヨーロッパではこんな音楽文化が花咲いていたのですね。目から鱗の想いでした。90分を越えたコンサート。アンコールの『琉球幻想曲』は素晴らしかったです!また会えるのを楽しみにしてますね!

icon_kinorumiReport394【2台ピアノのハーモニー】紀瑠美
「ピアノデュオ MeisA」のワンコインコンサートでは、若い2人の明るい笑顔に癒され、本格的なクラシックピアノの演奏に感動し、工夫を凝らしたプログラムを満喫しました。MeisAは、安田有紗さんと名倉明里さんの仲良し2人組。2人ともピアノを5歳から始め、高校、大学、大学院と同じ学校で学んだそうです。ソロも素晴らしいですが、連弾や向かい合わせの2台のピアノによる二重奏は息ぴったりで見事でした。第1部では、絵本と連弾の組み合わせに初挑戦。観客は映し出された絵本と演奏を楽しんでいました。第2部は「時代の流れとピアノ」と題し、時代背景や作曲家などを紹介しながら演奏を披露。満席の会場には子どもたちもたくさん来場。子どもも大人も熱心に聴き入り、盛大な拍手が起こりました。地域に根差した音楽家を育てる「若手音楽支援事業」の2期生として出演した今回のコンサートは、MeisAを結成して3回目のコンサートとのこと。今後の成長が楽しみです。