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0年0月の記事一覧


【FORUM PRESSレポーター】
集英社デビュー50周年記念
一条ゆかり展&一条ゆかり先生トークショー


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年11月29日(金)から2019年12月22日(日)まで開催された、
【集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり展】と
展覧会初日に開催された【一条ゆかり先生トークショー】をレポート!

FORUM PRESSvol.96にもレポートを掲載しています。Report385はコチラからPDFでお読みいただけます。

一条展_500

icon_kinorumi Report388【漫画もトークも面白い!】紀瑠美

「一条ゆかりさんです。拍手でお迎えください」パチパチパチパチ。「先生?一条先生?いらっいませんか?」「あっ!」司会者の視線をたどると、なんと私のすぐ後ろに一条先生。
客席後方のドアからの登場です。お客様を驚かせたい、喜ばせたいという先生の作戦は大成功。大きな拍手と笑顔に包まれ、握手をしながらステージにあがりました。
「さっき冗談で言ったらOKもらえました」という一条先生考案の〇×クイズに、質問権をかけて全員で挑みます。正解者が減らないので、バスト&ヒップサイズまで問題に。勝ち残ったのは、昭和46年、当時小学6年生からの大ファン。還暦の記念に、漫画の舞台となったモンサンミッシェルやムーランルージュなどに行き、「漫画の世界ではなく、リアルだったんだー!」と感動したそう。「取材方法は?」との質問に、「実は現地に行ったのは書き終わってから。資料を調べたり、フランス大使館で教えてもらったりして書きました」との答え。旅先での思い出話に花が咲きました。
一条先生の漫画は、華やかな画風とドラマチックなストーリーで人気。女性の自立をテーマにした作品もあります。ターニングポイントとなった『デザイナー』では、自分の好きなように描く楽しさを実感。『有閑倶楽部』は、編集者の熱い想いに応じアクションコメディーに挑戦し大ヒット。「今後の連載の予定は?」との質問に「『プライド』を描き終わって、もう書かなくていいと思った。連載はないけど、仕事は続けます」と笑顔で回答。観客からの質問に答える形式で進んだトークショーは、興味深い話がどんどん出てきて楽しかったです。
「一条ゆかり展」はデビュー作からの原画や資料合計335点が展示され、素晴らしかったです。

一条先生トーク_500


【FORUM PRESSレポーター】第29回 日本舞踊鑑賞会


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年11月4日(月・休)に開催された、
【第29回 日本舞踊鑑賞会】をレポート!

FORUM PRESSvol.96にもレポートを掲載しています。Report381はコチラからPDFでお読みいただけます。

日本舞踊鑑賞会_500

icon_NEW_tamotokannna Report384【パワー感じた日本舞踊】田本莞奈

「第29回日本舞踊鑑賞会」は、地唄「鐘ヶ岬」で開演しました。姉妹の舞妓さんを親子で演じ、華やかで息の合った踊りでした。次は、コミカルな踊りの東明「野狐禅」。常盤津「独楽」は、独楽売りが独楽そのものに変身してしまいます。4つ目の演目は、清元「折紙」。折紙の鶴を手に持ち、背景も折紙の鶴の模様で、折紙の世界へと導かれる演目でした。長唄「四季の山姥」。ここで登場する山姥とは、怖い山姥ではなく、元遊女のことです。新内「小原庄助さん」では、難しそうな手ぬぐいの扱いがきれいでした。7つ目は、長唄「白酒売」。「白酒、白酒」という台詞で幕切れです。そして最後は、ゲストの日本舞踊家集団・弧の会による「若獅子」。邦楽囃子方集団・若獅子会の生演奏と弧の会の5人による息ぴったりの踊りでした。他の演目とちがい、紋付・袴のみの「素踊り」。その中での表現力は、すごいと思いました。飛び跳ねたり、曲が速くなったりと迫力満点!パワーを感じました。


【FORUM PRESSレポーター】
夜コン特別編 Special Concert アコースティックに染まる秋夜
出演 井草聖司(ギター)


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年11月7日(木)に開催された、
【夜コン特別編 Specail Concert アコースティックに染まる秋夜】をレポート!

井草さん_500

icon_maezima Report385【ファンタスティック!!】マエジマキョウコ

一本のギターからベースやドラムやキーボード、さらにメロディーまでが聴こえてきます。
まさに神業!超絶技巧!!なんど聴いても驚きます。
華麗なアルペジオで始まる「Lakeside」、キラキラとロマンティックに降る雪のイメージの「snowflakes」などのオリジナル曲、そして誰もが耳にしたことのある「ルパン三世のテーマ」やJ-popメドレーなど、アンコールの「花火」まで12曲。エイトビートのリズムの手拍子でお客さんが参加する曲もあって、会場が一体となった楽しい1時間でした。
アンコールの「花火」は井草さんが18歳のときに作った曲だそうです。「浴衣で花火を見に行くイメージ」とのこと。しっとりとした和風の曲調から、一転、躍動感に溢れ、青春の花火が見えるようでした。もしかすると“彼女と”なのかな?心惹かれました。
少し関西なまりのあるトークも暖かくて大好きです。今年で5回目となる春日井での公演。
来年もぜひまた来てくださいね♪

icon_imaiReport386【ロマンチックな秋の一夜】今井明日香

前半は井草さんが作曲した曲から始まりました。最初の曲は「Lakeside」。しっとりとした音色から始まり、目を閉じると本当に湖の畔にいるようで、穏やかな気持ちになれました。次は打って変わって「Sunday Morning」というカントリー調の楽しい曲。お客さんも音楽に合わせて体を揺らしながら聴いていました。「Smile」という曲では、曲に合わせてみんなで手拍子をしました。ちょっと難しかったけど、会場全体で一つになって奏でる音楽!とても盛り上がりました。その後は流行りのJ-popメドレーやジャズが続き、そろそろ終わりの時間。拍手は鳴り止まず、アンコールで「花火」という曲を演奏していただきました。
私はアコースティックギターの生演奏は初めて聴いたのですが、一瞬でその音色に魅了されてしまいました。トークも面白くてとても楽しい夜でした。次回もぜひ聴きに来たいです。


【FORUM PRESSレポーター】
OKB大垣共立銀行presents春日井まつり前夜祭
由紀さおり50年記念コンサート2019~2020❝感謝❞


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年10月18日(金)に開催された、
【OKB大垣共立銀行presents 春日井まつり前夜祭 由紀さおり50年記念コンサート2019~2020 ❝感謝❞】をレポート!

由紀さおり_500

icon_NEW_tamotokannna Report382【今までも、そして、これからも】田本莞奈

春日井市民会館で、春日井まつり前夜祭「由紀さおり50年記念コンサート」が開かれました。
ライトに照らされ、大きな拍手につつまれる由紀さん。いよいよコンサートのはじまりです。第1部は真っ白なドレスを着て、「50年をふり返って」をテーマにたくさんの歌をひろう。第2部は、真っ赤なドレスで、「もみじ」など秋らしい曲も歌ってくださいました。そして、観客の拍手にこたえて再び登場した由紀さん。アンコールは、「あなたにとって」という曲を皆で歌いました。「あなたにとって」について由紀さんは、「ハロウィンやクリスマス、またおたんじょう日会など、いろいろなところで歌ってほしい。そして、この曲を自分の曲にしてほしい」と語りました。
曲によって、表情や動作を変えていて、すごいなと思いました。「これからもずっと歌いたい」と語る由紀さん。また、ききたいです。


【FORUM PRESSレポーター】
中部フィルハーモニー交響楽団春日井特別演奏会
作曲家・渡辺俊幸のシネマ&ポップス!


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年9月14日(土)に開催された、
【中部フィルハーモニー交響楽団春日井特別演奏会 作曲家・渡辺俊幸のシネマ&ポップス!】をレポート!

FORUM PRESSvol.95にもレポートを掲載しています。Report380はコチラからPDFでお読みいただけます。

中部フィル_500

icon_kawashima Report381【オーケストラからスクリーンが見える】川島寿美枝

今回の春日井特別演奏会では朝ドラや大河ドラマの曲を手掛けた作曲家・渡辺俊幸氏がオーケストラのために編曲し、中部フィルハーモニー交響楽団のタクトを振りました。第一部は映画の世界。誰でもなじみのある映画音楽です。映画のシーンが音楽とともに目に浮かびます。プログラムの中の「もしもモーツァルトがハリウッドの映画音楽家だったら!」では、モーツァルトの交響曲第41番を「ヒーローのテーマ」、25番を「宿敵のテーマ」、クラリネット協奏曲を「ヒロインのテーマ」として、ハリウッドのヒーロー映画のようにアレンジ。重厚なオーケストラの音は渡辺氏が敬愛するジョン・ウィリアムズ風。渡辺氏の編曲家としての手腕のすごさも見た思いです。
第二部は、「お茶の間の世界」と題して、渡辺氏が作曲された朝ドラや大河ドラマ、アニメの主題曲を中心に演奏されました。オーケストラの音を最大限に生かし、まるでクラシックコンサートを聴いているよう。TVから聴いていた音楽とは一味も二味も違っていました。


【FORUM PRESSレポーター】KAKUTAのとびだす童話「ねこはしる」


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年8月18日(日)に開催された、
【KAKUTAのとびだす童話「ねこはしる」】をレポート!

FORUM PRESSvol.95にもレポートを掲載しています。Report378はコチラからPDFでお読みいただけます。

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icon_hayashi2018Report379【友情のために『ねこはしる』】林佳枝

東京を中心に活動する劇団「KAKUTA」による音楽劇「ねこはしる」。扇谷研人さんによる音楽は軽快ですこぶるセンスがいい!メインボーカルの花れんさんの声は天使のように清らか!第一声で観客を魅了していました。出演者によるダンスもお洒落でカッコよかったです。
お話は子どもよりもむしろ人生経験を積んだ大人により深く訴える力を秘めた、とても上質なものでした。「親子わくわくプログラム」ということで親子連れがほとんどでしたが、内容は「かけがえのないものを失いそうになった時どうするか」を問うもの。劇が進むうち年齢に関係なく鼻を啜る音が暗い客席のあちこちから聞こえてきました。そして、子どもの背中が自然に親の方に寄り添っている姿を何組も目にしました。素敵な舞台ではありませんか?「KAKUTA」という劇団、只者ではありません。春日井で観ることができて幸せでした。


【FORUM PRESSレポーター】「生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会」100回記念公演


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年6月29日(土)、30(日)に開催された、
【生で聴く“のだめカンタービレ”の音楽会 100回記念公演】をレポート!

FORUM PRESSvol.94にもレポートを掲載しています。Report375はコチラからPDFでお読みいただけます。

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kozimamitsuko_iconReport376【耳をそばだて目を見開き、楽しい音楽の時間デス】こじまみつこ

着ぐるみマングースが迎えてくれた“のだめカンタービレ”の音楽会。満員の会場が一瞬闇に包まれ、スクリーンに映し出される、のだめと千秋の出会いのシーンとともにスペシャルメドレーが名フィルによって演奏されました。次に『ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番』。河尻広之さんがソリストとしてピアノを奏でます。巧みな指の動きが荘厳で優しい音を綴っていました。後半は指揮者コンクールの間違い探しのエピソードから。正解、間違いの演奏ごとに、指揮者の茂木さんがニコッと笑って客席を振り返ります。素敵な笑顔です。最後の曲『ドヴォルザークの交響曲第8番』は、全楽章演奏されました。スクリーンに映る解説と絵が、音と一緒になってドンドン広がり心の中に飛び込んできました。初めての“のだめカンタービレ”の音楽会は、わかりやすくて親しみのあるものでした。クラシックっていいなあ!ピアノと管弦楽の音に包まれて心地よい時間でした。

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【FORUM PRESSレポーター】
ギャラリーライブvol.2 和装ハーピスト綾
「和を愛でる~十二単で奏でる癒しのハープ~」


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年6月23日(日)に開催された、
【ギャラリーライブvol.2】をレポート!

FORUM PRESSvol.93にもレポートを掲載しています。Report373はコチラからPDFでお読みいただけます。

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icon_kinorumi Report374【新しい挑戦は大成功】紀瑠美

展示作品に合わせた曲が演奏されることが多い一般的な「ギャラリーコンサート」とは異なり、今回の「ギャラリーライブ」では演奏者の世界観がギャラリー空間で表現されていました。ギャラリー中央の低めの舞台にハープが置かれ、貴重な3枚重ねの打掛が飾られていました。最初に和装ハーピスト綾さんが、和の伝統である着物を着て登場し、西洋の伝統であるハープを奏でると、とても心地よかったです。次に三味線アーティストたなかつとむさん、大治太鼓のいずみさん、真さんが演奏に加わると、舞台が近いので音が体に響きます。和洋の音色の融合に癒されました。
後半は、十二単に着替えた綾さんが登場。小野小町の和歌を題材にした綾さんオリジナルの物語が、朗読と演奏、小野小町の和歌の投影で表現されます。せつない恋の物語に引き込まれました。
一般的なホールは舞台と客席の配置が決まっていますが、ギャラリーでは客席を含めて空間演出できるのも魅力。次回も楽しみです。

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【FORUM PRESSレポーター】
首藤康之×CAVA「レニングラード・ホテル」


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年5月26日(日)に開催された、
【レニングラード・ホテル】をレポート!

FORUM PRESSvol.93にもレポートを掲載しています。Report370はコチラからPDFでお読みいただけます。

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icon_kawashima Report371【身体は口ほどに物を言う】 川島寿美枝

身体表現が言葉を奏でるジャンル無用のフィジカルシアター「レニングラード・ホテル」。全幕に流れるショスタコーヴッチの「ジャズ組曲」が静謐で無機質なホテルの雰囲気を醸し出します。
ロシアの森の中に佇む「レニングラード・ホテル」のメンバーは、世界的バレエダンサー首藤康之さん演じる支配人と、パントマイムパフォーマンスグループ「CAVA」による5人のホテルマン。ショスタコーヴィチの曲に合わせて、ロシアのコサックダンス風を踊る6人の息はピッタリ!固い結束を感じさせますが、アラブの富豪や身なりの良い紳士の宿泊客が外界のきな臭さを運んできます。
首藤さんと「CAVA」のダンスは手の先からつま先まで美しく、パントマイムは大げさな仕種でなく優雅でコミカル。シンプルで美しくミステリアスな台詞のない世界に魅了されました。私は観客でなく、ホテルのロビーに佇む宿泊客の一人のようでした。

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icon_NEW_tamotokannna Report372【言葉を発せずに伝えることとは】 田本莞奈(小学生レポーター)

「首藤康之×CAVAレニングラード・ホテル」は、台詞のかわりに、ダンスやパントマイムを使って物語を表現する「フィジカル・シアター」です。言葉を発せずに、役者さん同士、そしてお客さんにも、体だけでいろいろと伝えられていきました。
まず、会場に入ると、音楽が流れていて、舞台には、ホテルのカウンターがありました。そして、会場が真っ暗になり、公演は始まりました。電話にでているときも、言葉を発することはなく、動作で電話をしていることがわかるように工夫されていました。緊張感のある場面もありましたが、トランプをしたり、いすとりゲームをしたり、男の人が女の人の格好をしてでてきたりと、楽しく、面白い場面もありました。
言葉を発せずに伝えることは、とても難しいことだと思いますが、役者さんの表情がかわったり曲の感じがかわったりして、しっかりと伝わってきました。

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【FORUM PRESSレポーター】
有門正太郎プレゼンツ「アリプレ版ロミオとジュリエット 僕は死にますん」


「FORUM PRESSレポーター」による「わたしレポート」。
市民ボランティアが、かすがい市民文化財団のアレコレを紹介します。

今回は、2019年5月10日(金)、11日(土)に開催された、
【アリプレ版ロミオとジュリエット 僕は死にますん】を2人がレポート!

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icon_sakai Report368【有門流「悲劇」なのに思いっきり「喜劇」】阪井真佐子

北九州を中心に活動している劇団「有門正太郎プレゼンツ」の有門さんが作・演出を手掛けたオリジナル新作を上演。それが『僕は死にますん』です。シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』を取り入れながらも、内容は喜劇です。タイトルからしてふざけています。「死にます」なのか「死にません」なのか意味不明ですが、それにもちゃんと有門流の訳があったのです。
最初に驚いたのは舞台の設定。観客も舞台の上で観賞するというのは斬新でした。目の前を俳優たちが躍動し、手を伸ばせば彼らに触れることができるという感覚は実にエキサイティング。これぞ演劇の醍醐味。一人一人の俳優が持つ個性を面白おかしく引き出し、飽くなき笑いを追求する有門さんの体当たり的な演出力。舞台上では観客の笑い声が終始絶えなかったことが、この演劇の全てを物語っていたように思います。エンタテインメントの真髄ここにあり。

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icon_maezima Report369【笑って、笑って、その後は……】マエジマキョウコ

いつもとは違う舞台裾の入口から入ると、市民会館の舞台上に椅子を並べた客席が作ってあり、観客と出演者がまったく同じ目線の高さ。最初は少しとまどいました。でも、とにかくパワフルでアグレッシブ! アップテンポでノリのいい演技に、観客も一体となって笑いがはじけます。
出演者が全員、主役のロミオとジュリエットをやりたがって収拾がつかなくなるところから芝居が始まります。なんとか配役は決まるもののストーリーは二転三転、どうなることかとハラハラさせて、最後は愛を歌い上げてホロリとさせる。役者の力ももちろんですが、有門さんの脚本と演出の底力を感じました。
段ボールで作り上げた舞台や小道具といい、体当たりの演技といい、手作り感がいっぱいです。役者の一生懸命さが観客にじかに伝わって、それが笑いと感動になっていきます。春日井市内でロケした映像もあり、サービス満点なのがまたニクイ!
楽しかった! ホロリとしました! ぜひまた来てください!

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